Klondike Derbyとは?
エスキモーの犬ぞりをまねして、スカウトたちが作ったそりを使って行われる雪上レースです。ボーイスカウトの伝統的な冬の行事のひとつです。
背景には、1896年、アラスカのクロンダイク川で金が発見されておこったゴールドラッシュがあります。多くの人々がたくさんの食糧を積み、ハスキー犬にそりをひかせて極寒の地へ向かいました。彼らはどんな吹雪の中でも、また熊やクレバスなどのどんな危険にも耐えるべく、豊富なサバイバルスキルが必要でした。
ボーイスカウトでは、チェックポイントごとに様々なスカウトスキルを設け、レースを行っています。そりをコントロールするリーダー以外は、犬ぞりの犬の役割を果たします。
レースの概要
例えば、以下のようなチェックポイントとスキルがあります。チェックポイントごとにその成績によってGolden Nuggetsがいくつかもらえます。チェックポイントをまわりながらGolden Nuggetsを集めていきます。レースタイムが速かったチーム、Golden Nuggetsをたくさん集めたチーム、そりのデコレーションが素晴らしいチームなどポイントが高いチームは表彰されます。
CITY | EVENT |
---|---|
Kodiak | Lashing |
Fairbanks | Fire building |
Norm | Knots |
Anchorage | Fist Aid |
Fort Yukon | Wilderness Survival |
North Pole | Snow Shoe Relay |
Cooper Center | Orienteering |
そりの設計図
大会によってはそりの設計図まで厳格に定められているところもあります。